【Ｐマーク取得時の5つの勘違い（５/７）　４.内部監査って大変？】

　４.内部監査って大変？

　内部監査はPDCAサイクルのC（Check）つまりJISでいう「点検」にあたり、今まで計画して、運用してきた内容の全社総点検を行うことになります。
　これは主に個人情報監査責任者が計画を立て実施し不適合があれば社長に報告をしてフォローアップを行うのですが、 2.でも述べたとおりなかなか時間を食うイベントのひとつです。

　内部監査には体制面の監査と運用面の監査の2種類あります。 体制面監査とは作成したPMS文書がJISの要求事項に合致しているのかを見る文書監査で、 運用面の監査とは実際のPMS運用状況の監査です。 体制面の監査は当社で行いますので、運用面の監査だけ担当していただきます。

　個人情報監査責任者が各部門ごとに実施計画を立てて最終的に社長に報告を上げるまでに掛かる時間は次の通りです。 2時間（準備）＋2時間×部門数（監査実施）＋報告（1時間）＝5時間(最低)～部門数に応じて数時間

　Ｐマーク取得に掛かるイベントとしては最も時間を要するものではありますが、 当社では「内部監査チェックシート」という文書を用意してありますので準備時点はもちろんのこと、実施時点においてもかなり作業時間短縮を図れるものと自負しております。